墨刻展

原賢翏さんの個展へ。

原さんの墨刻を見に行くのは3回目ですが、個展は初めてです。

墨刻は漢字の源流である殷の時代の中国の古代文字を題材に、その意味や背景についての研究は学びつつ、自由な解釈で「書」と「画」の中間を行く芸術表現です。

その力強さと奔放さ。見ていてエネルギーをもらえます。 今回の展示には特に遊び心があふれていて楽しい気持ちになる作品が多かったと感じました。閉塞的な時代なので逆にそういう表現になったのかなと思いました。

原さんの背景が「黒と白」。

力強い直線が印象的な「申」。あらゆる生き物が舞い踊っているような「森羅万象」。

その他20点以上の力作が展示されており、それぞれについて作家の原さん自身から解説をいただきました。

コロナが落ち着いたらぜひ創作ライブパフォーマンスを見に行きたいです。