Adobe Photoshop (Beta)のAi修正がかなりすごい件。
相変わらずAi画像生成にハマっているdenkihanabiです。
今回は、Adobe PhotoshopのAi画像生成機能を使ってみました。これがびっくりです。
最終的に作ったのはこの画像。
ランタンの町にいるアジアンビューティです。
この画像は、SeaArtで生成した2枚の画像を合成しています。元画像はこれとこれ。
Aiはどうも背景を狙った感じにしてくれないことが多いので、別々に生成しました。ここまでも結構手間がかかったのですが、まあこの2枚ならいけるなというところまできたので、ここからがPhotoshop(Beta)の出番です。
まずは、Ai美女のマスクを作ります。これがめさ簡単。
Photoshop(Beta)で画像を開いて、下に出てくる「背景を削除」をクリック。数秒でマスク付き人物素材が生成されます。
マスク切りが苦手な私には最高の機能ですね。髪の毛のマスクもある程度抜けてます。で、背景にもう一枚を入れると、
こうなります。
でも私は背景の街の濡れた路面を見せたいんですよ。そのためには背景の道を歩いてる人々に消えてもらおう。
なげなわツールで、ざっくり人々を選択して「生成塗りつぶし」を選択。
ここでプロンプトを入れます。今のところベータ版では英語のプロンプトを入れないといけません。日本語だとエラー表示が出ます。
“old houses, wet road, nobody, no car on the road”と入れました。そしたら、はい消えた。
本当は何回かやり直しましたけどね。まあでも、かなりイージーです。ちなみに塗りつぶし画像は3タイプ生成されます。ここから選んでねってことですね。
でもまあ、このくらいはやるだろうと私も思っていました。CMでもやってるしね。Photoshop(Beta)がすごいのはここからです。
この後、背景ぼかしたり画像を水平反転したり色を調節したりして、そろそろ完成かなと思ってよく見たら、
このAi美女、拡大してみると耳が割れてます。Aiはよくこういうミスをします。特に苦手なのは指の表現なのですが、今回はめずらしく指はOKで耳がダメでした。この顔でこの耳は怖い。
でも、もしかしたらこれもphotoshopの「生成塗りつぶし」で修正できるんじゃないか?いやいやさすがに人の顔はどうかな?
やってみました。なげなわツールで耳を選択。”Natural, ear, covered by hair,”とプロンプトを入れたら。
耳できちゃったよ。これは驚いた!
ちょっとでかいので少し縮小。生成部分は別レイヤーで作られるので、オリジナルの耳と修正耳を消しゴムツールでいい感じにミックス。
違和感のない耳になりました。
Ai美容整形はdenkihanabiクリニックへ。とか言いたくなる出来です。
これはすごいと思いましたね。私でさえこのくらいできるのですから、レタッチの達人がこれ使ったらとんでもないことができそうですね。
というわけで完成版をもう一度。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
暑中お見舞い申し上げます。